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1000点満点のスコアを測定!?「TECC(中国語コミュニケーション能力検定)」ってなに?

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検定試験を受験して、ご自身の中国語の能力を知りたいという方は、ぜひ色々な試験に挑戦してみてください!

今回ご紹介するのは、中国語版TOEICとも称される「TECC(中国語コミュニケーション能力検定)」です。出題された問題の正解に対して1000点満点のスコアでレベルを測定することができるため、ビジネスや就職活動にも役立てることができる検定といわれています。

 

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)とは?

「TECC(中国語コミュニケーション能力検定)」は、一般財団法人中国ビジネス交流協会が主催する民間資格です。

「中国語版のTOEIC」とも呼ばれる試験であり、1000点満点の点数で中国語能力のレベルを測定することができます。一般的な合否を伴う検定試験とは違って、高い点数をとるほど高い評価を得られる検定です。

文字通り「中国語によるコミュニケーション能力のレベル」を測ることができることから、日本国内では中国語検定(中検)と同じくらい中国系企業への就職活動に役立てることができると言われています。

 

試験実施の日程

2017年度のTECC(中国語コミュニケーション能力検定)試験は、2回開催されます。

受験料は1回税込6,300円で、試験会場は全国各地にあります。試験実施日から1か月ほどで試験結果が郵送にて届くようになっています。

 

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)のレベル

1000点満点のスコアでレベルが測定されるTECC(中国語コミュニケーション能力検定)は、スコアが高いほど中国語の能力に長けていて、実力が高いとみなされます。

スコア表示方式により、「A、B、C、D、E、F」とレベルが分かれています。「Aスコアの点数は900から1000」、「Bスコアの点数は700から899」、「Cスコアの点数は550から699」、「Dスコアの点数は400から549」、「Eスコアの点数は250から399」、「Fスコアの点数は0から249」です。

 

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)の出題内容

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)試験の出題内容は、「リスニング(聞き取り)」と「リーディング(読解)」です。

リスニング試験は基本数量の問題や図画写真の問題、会話形成の問題、会話散文の問題という4つの構成に分かれています。またリーディング試験は、語順の問題、補充の問題、語釈の問題、読解の問題が出題されます。

これらの問題を「リスニングは35分」、「リーディングは45分」の試験時間のなかで解きます。時間内に回答できるように過去問題や模擬問題を多くこなして、試験問題の形式に慣れておくことはとても大切な試験対策です。

 

TECC(中国語コミュニケーション能力検定)の難易度

Aスコアの点数は900~1000です。「最も難易度が高いとされるAスコア」は、「中国語能力の専門家レベル」といわれる人です。中国国内をはじめ、海外で中国語を使って活躍したいと思っている人は最低でも「Bクラスレベル」の実力が必要だといわれています。

 

 


まとめ

「TECC(中国語コミュニケーション能力検定)試験」は、英語のTOEICに似たスコア方式で中国語能力が測定される試験です。結果が目に見えやすいというメリットは、中国語学習の効果を細かい点数で把握したいときに効果的です。

中国系企業や中国国内の企業への就職を目標にしている方は、このような試験を積極的に受けて少しでもスコアを伸ばせるように地道に努力を続けることが大切です。

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