「日本人にとって中国語は難しいのか」という問いに答えからいってしまうと、「簡単でもあるし、難しい言語でもある」ということがいえるでしょう。
勉強する内容によっては簡単と感じることもありますし、もちろん難しいと感じることもあるのです。中国語の学習を進めていくど、より奥深い言語であることが徐々に分かってきます。
こちらの記事では、タイトルにもあるような「中国語学習の難易度」に注目して詳しくみていきましょう。
中国語学習が日本人に有利な点とは？
日本語を母国語とする日本人が、はじめて中国語を学ぶときには簡単なこともあれば、非常に難しいと頭を悩ませることもあるでしょう。中国語をマスターするためには得意なことも苦手なことも根気強く勉強し続けることが何よりも大切になります。
以下では、中国語学習が日本人に有利な点についてまとめています。
日本語と同様に漢字が使われている
日本人が中国語をマスターしやすいと言われる理由といえば、中国語でも日本語と同様に「漢字」が使われているからといえるでしょう。
中国語の漢字と日本語の漢字では、読み方や書き方が違います。それでも、漢字を使わない言語を母国語とする人にくらべると、日本人は中国語の漢字を習得しやすいといえるのです。
はじめて漢字を勉強する方にとっては、中国語の読み書きは全くゼロからのスタートになります。日本人は幼いころから日本語の漢字を勉強してきているため、似たような形の漢字が中国語にもあれば読み方は違えども、文字の見た目から判断することで何となく意味が理解できてしまうこともあるでしょう。
それもこれも、日本人が長いこと漢字を勉強してきたからだといえるのです。
中国語の文法は日本語の文法よりも簡単！？
中国語と日本語では、双方ともに漢字を用いる言語であることから日本人にとって「読み書きを習得することはそれほど難しいことではない」といえます。
しかしその一方で、中国語の「文法」に関しては学習者によって難しいと感じることもあれば、簡単と感じることもあるようです。
人によって感じ方が異なる理由、それは「中国語の文法と日本語の文法には異なる点がある」からです。まず、中国語と日本語の文法は「語順」が大きく異なります。そのため、はじめて中国語を勉強するときには日本語で理解しながら中国語の文法を考えると、頭の中で混乱してしまい難しいと感じることがあるのです。
しかし、中国語の文法は苦手意識を振り払ってしまえば案外シンプルだということに気づきますし、日本語のような複雑な文法をもつ言語にくらべると習得すればとても簡単だと感じるようになるでしょう。
このことからも分かるように、日本人が中国語を勉強するときには漢字と同様に、文法も簡単だと感じる方が多くいるのです。
まとめ
中国語を勉強していると、人それぞれに得意なジャンルと不得意なジャンルが違います。「難しいな」と感じているうちは勉強がなかなか進まない、成果が見られないといって挫折してしまう人も多いかもしれません。しかし、ここで忘れてほしくないのが「努力を続けること自体に意味がある」ということです。今すぐに成果として現れなかったとしても、中国語を勉強し続けていれば少しずつ中国語に慣れて、以前勉強した内容があとになって必要な知識やスキルとして意味を成してくるのです。
「継続は力なり」ということわざがあるように、諦めず地道に中国語学習を進めていきましょう！！