中国語学習で難しいとされるところは、日本語とはまったく異なる中国語の発音や声調を正しく声に出せるかということです。
そして、それ以前に中国語が話せないと挫折してしまう人に多い原因が「中国語学習が長続きしない」という問題です。
中国語に限らず、語学学習をする人の最大の壁は「長続きするかしないか」ということかもしれません。
そこで今回は、「中国語学習を長続きさせるためのコツ」をいくつかご紹介します!
目次
中国語学習を長続きさせるためのコツとは?
中国語学習は、初級の段階から発音や声調をマスターする必要があるため非常に根気が必要になる言語です。
目標に達するまでは諦めることなく中国語学習を続けるためには、長続きしない人の特徴を知り、長続きさせるためのコツを抑えることが大切になります。
コツ(1)長続きしない人の特徴を知る
長続きしない人のなかには、中国語を勉強することに何かしら不満やストレスを抱えていることが多いようです。
そのため、「今日も勉強をしないといけない」、「覚えられないから今日は夜遅くまで勉強しよう」、「長く勉強をしているのに全く効果が現れない」など、とにかく中国語に対してマイナスなイメージばかりが湧いてきてしまいます
このような状況では、なかなか中国語学習に集中できませんし、かえって勉強がしたくなくなるといった状況に陥ってしまうのです。そこで大切になるのが、「中国語学習を長続きさせるためのコツ」を事前に抑えるということです。
コツ(2)目的を決める!短期間の目標でも良い!
中国語学習を長続きさせるためには、「目的を決める!短期間の目標でも良い!」ということを強く意識することが大切です。
人は目標がないと途中で何のために勉強をしているのか、何で勉強をしなきゃならないのか、といった大きな問題にぶつかることがあります。そのような時でも何か一つでも目的や目標があれば、それを達成するための学習方法を工夫できますし、諦めずに努力を続けることができるのです。
「中国語検定の2級以上を目指す」、または「中国語を話す仕事に就きたい」など、将来的な目的のために邁進するのも良いでしょう。先が見えなくて頑張ろうという力が湧かないというときには、将来のことよりも目先のことだけを考えて、「来週までには○○をマスターする!」、「今月までに中国語単語を100個覚える!」といった短期間の目標を書いた紙を壁に貼りつけておくことも非常に効果的です。
コツ(3)完璧を求めて過ぎると精神的に辛い
中国語学習が続かない人は、「完璧を求めて過ぎてしまう」傾向が強いようです。完璧を求め過ぎたことで精神的に追い込まれ、結局勉強がしたくない、勉強の回数が減るといった状態に陥ってしまうのです。
学習を進めるうえで目的や目標を持つことはとても大切なことです。しかし、人は必ずしも100%を覚えられるとは限らないということを覚えておきましょう。
毎日決まった時間を絶対に勉強するという方法よりも、その人の体調や気分をみながら少し余力を残したくらいの意識で学習をしたほうがより学習効果は上がりやすいといえるのです。
コツ(4)書籍は多過ぎても意味がない
中国語学習を独学で進める際には、中国語学習に役立つテキストや参考書などの書籍を購入することをおすすめします。
しかし、ここで気をつけたいのが「書籍は多過ぎても意味がない」ということです。
中国語学習の初級段階では中国語の発音や声調といった基礎に特化した書籍を選び、まずはその一冊を完璧にできるくらいまで読み込むことが大切です。
書籍が多過ぎると「あれもこれも」という心理が働くことから、徐々に精神的に追い込まれてしまいます。大かたの書籍は書き方が大きく違っていたとしても、書いている内容はほぼ同じということがあります。そのため、選んだ一冊をまずは読破して、よく理解したうえで次の書籍を新たに購入するということが大切になります。
まとめ
中国語学習を長続きさせるためには「自分は長続きするタイプか」、「長続きしないタイプか」を見極めることが大切です。そして、自分が長続きしないタイプだと思ったら、今回のような長続きするための方法やコツを抑えることで、確実に中国語のレベルを上げられるように工夫していきましょう。