グローバル化が進む現代において、第一外国語と呼ばれる英語のほか、「第二外国語として中国語を話せること」に越したことはないでしょう。
選んだ中国語教室によっては「中国語学習の効果が上がりやすく」、「長く続けられる」といった効果を得ることができます。しかしその反対に、効果が全く現れない中国語教室であれば「ほかの教室に変えれば良い」という考えもありますが、事前に支払を済ませた入会金やテキスト費用などが手元に戻ってくることは先ずない、ということも理解しておかなければなりません。
あらためて違う教室に入会しなおすということは、それだけ時間や労力、そして経済的にも負担になります。そのため、できれば最初に決めた中国語教室で最後までやり切るということが理想です。
そこで今回は、中国語教室選びに失敗しないために事前にチェックしたいポイントをいくつかご紹介します。
目次
中国語教室を選ぶときにチェックしたポイント
中国語教室を選ぶときに、あなたなら何を一番にこだわりますか。各教室の「カリキュラム」や「レッスン内容」、それとも「レッスン料金」でしょうか。
中国語の実力を効果的に高め、効率よく学習を進めるためにと、レッスン内容や料金、学校の雰囲気、環境など、さまざまなことを確認したいという方が多いはずです。
以下では、このようなチェック項目に加え、確認しておきたい細かなチェックポイントについてまとめています。
ポイント(1)楽しく通うためのアクセスの良さ
レッスン内容や料金のほか、必ずチェックしたいポイントが「楽しく通うためのアクセスの良さ」です。
自宅や最寄り駅から近いほうが良いなと考えて教室選びをする方が多いようですが、改めてライフスタイルを見直したところ、実際には「自宅よりも会社からのほうがアクセスに便利だった」ということがあります。
レッスン内容が充実していたとしても、アクセスの悪さが原因で楽しみを感じられなくなっては、いつの日か通わなくなるリスクが高まります。そのため、一日の行動をよく踏まえながら、中国語教室までのアクセスの良し悪しを見極めることが大切なポイントなのです。
ポイント(2)コストパフォーマンスの良さ
中国語教室を選ぶときには必ずレッスン料金について確認をしますよね。
そこで注意したいのが、「安ければ良い」、「高い過ぎは良くない」というように、最初から決めつけないようにするということです。
中国語教室に通うまえに予算を設定することは大切なことですが、どれくらいの期間で中国語教室に通うのかということも計画に入れてよく検討する必要があります。
たとえば、格安の中国語教室はレッスン内容が浅く、長い時間をかけても初歩的なことしか習得できないことがあります。その一方で、レッスン料金が高額な中国語教室は、料金が高い分カリキュラムが充実していて、毎回レッスンを受けることで確実に学習効果のアップが期待できます。
レッスン料金が安い、高いだけが重要になるのではなく、レッスン料金に対してどれほどの学習効果を上げられるかという「コストパフォーマンスの良さ」が大事なポイントなのです。
コストパフォーマンスの良さを知るためには真面目にレッスンに通うことが大事です。それと同時に、学習期間や学習効果における各教室の予測や目標などを事前によく確認しておきましましょう。
ポイント(3)中国語教室の目標を知る
受講生自身が自ら目標を設定することは、学習意欲をかき立てるためにも大切なことですが、それと同時によく確認しておきたいことが「中国語教室の目標」です。
どれほどのペースでどの程度のレベルアップを図ろうと計画しているのか、そして、何を目標に中国語の指導を行っているのかを中国語教室に確認してみましょう。
ビジネスのために中国語を習得しようと思っている受講生が、初級レベルまでしか効果が得られないレッスンを受けていても、個人の目標を達成させることは難しいといえるでしょう。
もし、学習を続けていく目標として中国語の上級者レベルに到達したいというときには、「初級レベルをマスターしたら途中で教室を変える」、もしくは「初級者から上級者まで一貫して指導している教室」を選ぶことが大切なポイントになるでしょう。
ポイント(4)退会条件について確認
レッスンの内容や料金にばかり気を取られ、聞き忘れがちなのが「退会条件について」です。退会条件は教室によって規定が異なることから、料金の支払いが完了する前までによく確認しておくようにしましょう。
また、数か月分のレッスン料金を「前払い」としている教室がありますが、このような場合は途中退会しても返金されないことが多いため注意が必要です。
まとめ
今回ご紹介した中国語教室を選ぶときにチェックしたいポイントは、教室選びをするまえに必ず確認しておきたいことばかりです。このほかにも、気になる点があればメモ書きにして、問い合わせや無料体験レッスンを利用するときに、その都度解決できるようにしておきましょう。