《中国語の数字》縁起が良い数字や時と場合によって使い分ける数字ってなに!?
中国に旅行をするときに覚えておくと便利で、使う機会も多いのが「中国語の数字」です。
買い物をしているときでも、レストランでメニューを注文するときにも、人と話をするときにも、中国語の数字の読み方を知っているだけで会話をよりスムーズに進めることができるからです。
さらには、旅行先で買い物をするときに多い「ぼったくり被害」などの犯罪に巻き込まれないためにも、中国語の数字の読み方や発音などをしっかりとマスターしておくと安心です。
以下では、中国語の数字の基本や数字にまつわる豆知識についていくつかご紹介します。
中国語の数字を覚えておこう!
「中国語の数字」は、中国語でコミュニケーションを図るときに必ず必要となってきます。そのため先ずは、基本である0から10を覚えて、そのあとに少しずつ単位を足しながら順序よく覚えていきましょう。
また、数字を単体で覚えたあとは、物の数え方である「量詞」や「時刻の読み方」などに数字を応用できるように、普段から中国語の数字を使えるように訓練していきましょう。
中国語の数字集
「0」=líng(零)
「1」=yī(一)
「2」=èr(二)
「3」=sān(三)
「4」=sì(四)
「5」=wǔ(五)
「6」=liù(六)
「7」=qī(七)
「8」=bā(八)
「9」=jiǔ(九)
「10」=shí(十)
「20」=èr shí(二十)
「100」=yībǎi(一百)
「1,000」=yīqiān(一千)
「10,000」=yīwàn(一万)
「私は20歳です」=wǒ èr shí suì(我20岁)
「おいくつですか?」=nǐ duōdà le(你多大了?)
「○時」=○diǎn(○点)
「○分」=○fēn(○分)
「○秒」=○miǎo(○秒)
「午前○時」=shàngwǔ ○ diǎn(上午○点)
「午後○時」=xiàwǔ ○ diǎn(下午○点)
「いま何時ですか」=jǐ diǎn le?(几点了?)
【おまけ】中国語の数字の豆知識
・中国語の「2」
中国語の数字の「2」は、「èr(二)」と「liǎnɡ(両)」という二つの種類があります。
この二種類の言い方は、時と場合によって使い分ける必要があります。
たとえば「èr(二)」は、中国語で数字を数えるときに使います。1、2、3・・・と数えるときには、èr(二)を使うという具合です。
一方で「liǎnɡ(両)」は、中国語で物の個数を数えるときに使います。二個=liǎnɡ gè(両個)というように使います。
・中国人は「8」が好き!?
中国語の「8(bā、八)」という数字は、「縁起が良い数字」とされています。
車のナンバーや携帯番号など、自分自身に関わることや家族に関わることに数字の8を入れる人も多いほど8にこだわりを持っている方が多いのもこの為です。
8に関わる商品はとても人気があるため、高額取引されることもよくあります。たとえば、8の続いたナンバープレートが付いている車は、そのほとんどが高級車であることもちょっとした中国語数字のあるあるです。
まとめ
中国語の発音や声調、そして文法は、日本語と大きく異なる点も多いことから、初級の段階でかなり苦戦する方が多いようです。
しかしそれでも、日本語と中国語はどちらも「漢字」を用いる言語であることから、数字を使ったフレーズに慣れていれば簡単に会話に組み入れることができるようになるでしょう。そして、無理にすべての数字を覚えようとすると逆効果にもなり得るので、一日に覚える数字を分けて少しずつ覚えていくとより効果的です。