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青少年を対象にした「YCT(青少年中国語検定試験)」の基本情報

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中国語を学んでいるのは大人だけではありません。物心つく前から中国語が身近にあって、すでに検定試験に合格するほどの中国語能力を持った子どもも中にはいます。

そこで今回は、中国語に大きな関心を持った子どもや青少年向けの「YCT(青少年中国語検定試験)」という検定試験について、その基本情報をいくつかご紹介します。

 

YCT(青少年中国語検定試験)とは?

「YCT(青少年中国語検定試験)」は、中国教育部国家漢語国際普及指導グループが主催している検定試験です。「中国語を母語としない青少年(日本では29歳まで)を対象」にしています。

青少年が中国語を本格的に学習するきっかけにもなる中国政府公認の検定試験であることから、これまでの学習効果を試すためにはもってこいの試験だともいえるでしょう。

英才教育の一環として語学学習に取り入れて、日本語のほかにも第一外国語、第二外国語として早いうちから中国語を勉強し始めると、より学習効果が上がりやすいといわれています。

 

試験実施の日程

2017年度のYCT(青少年中国語検定試験)は2回開催され、日本国内の試験会場は東京や大阪、福岡です。尚、会話の試験は東京開場のみで開催されます。

そのほか、中国国内をはじめ、アメリカやヨーロッパ各国、アジアなどで試験が実施さています。尚、受験費用はすべての級に共通して2,500円です。

 

YCT(青少年中国語検定試験)のレベル

YCT(青少年中国語検定試験)のレベルは、筆記は「YCT4級」、「YCT3級」、「YCT2級」、「YCT1級」と四つの基準に分かれています。

また、会話の試験は「YCT初級」と「YCT中級」という二つの級に分かれています。

 

YCT(青少年中国語検定試験)の出題内容

YCT(青少年中国語検定試験)で出題される内容は、YCT1級、YCT2級、YCT3級は「ヒアリング」と「読解の筆記試験」です。YCT4級は、「ヒアリング」、「読解」、そして「漢字を書く筆記試験」です。

各級の試験時間は、YCT1級が30分、YCT2級は45分、YCT3級は55分、YCT4級は80分です。

尚、会話の試験は「YCT初級は中国語を聞いて復唱する、聞いて答える、そして図をみて話すという試験」を行います。「YCT中級は、中国語を聞いて復唱する、図をみて話す、そして問題に答える」という試験になります。

 

YCT(青少年中国語検定試験)の難易度

YCT(青少年中国語検定試験)とよく比較される検定試験に「HSK(漢語水平考試)」があります。

「YCT4級はHSKの3級レベル」、「YCT3級はHSKの2級レベル」、「YCT2級はHSKの1級レベル」、「YCT1級はよく使われる中国語の語句や文章を理解して応用できるレベル」とされています。

YCT(青少年中国語検定試験)で最も難易度の高いYCT4級に関しては、「中国語で基本的なコミュニケーション(日常会話や旅行中の会話など)を測るのに不便しないレベル」の能力が必要とされています。

 

 


まとめ
中国語を学習する子どもの学習意欲を高めるためにも、「YCT(青少年中国語検定試験)」の受験、そして合格を目標にすることはとても効果的です。中国語教室や中国語学習を行っている学校では、このような試験を積極的に受験することを推奨しているようです。

定期的に検定試験に挑戦することで中国語学習の効果を実感できますし、さらに高い目標を立てて学習意欲をかき立てるためには、このような検定試験に定期的に挑戦されることをおすすめします。

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