中国語入門!会話力を重視した発音や声調メインの勉強法
中国語の入門編として、これから中国語を学びたいという方にぜひ知っておいて頂きたい「中国語学習の流れ」についてご紹介します。
中国語で書かれた本を読みたいというときには文法や単語をたくさん覚えることが大切ですし、字幕なして中国語の映画やドラマが観たいというときには単語のボキャブラリーを増やすほか、リスニング力に重視して勉強を行うことが大切になります。
そこで今回ご紹介する流れのポイントは、おもに「中国語の会話力の向上」を目的にした勉強法についてです。
中国語の勉強の流れとは?
中国語を学ぶうえで大切にしたいことの一つに「中国語の勉強の流れ」をきちんと考えながら行うということがあります。
今回ご紹介する「中国語の会話力」については、以下のような流れをポイントに日頃の学習を積み重ねていくとより効果的です。
中国語は発音と声調がマスターする鍵
中国語の会話力をアップさせるためには、中国語の「発音」と「声調」をマスターすることが大前提です。
どれだけ文法や読み書き、単語の意味などを理解していても、発音や声調を深く理解していないと会話力をアップさせることは難しいでしょう。中国語の発音や声調は日本語にはない性質のものばかりなので、中国語の入門時点で正しい発音や声調を理解することが何よりも大切になります。
尚、独学で中国語を勉強するといったときには簡単なテキストを購入して、付属のCDに収められた音源で発音や声調を学ぶ方が多いでしょう。しかし、最初の段階で学んだことが後々になって大きく影響してくるので、時間や経済的な余裕がある場合には発音や声調に関しては「中国語教室」に通って、「ネイティブスピーカーの生の声を聞いて」理解に努めたほうがより効果的だといえるでしょう。
大きな声で正しい発音を心がける
中国語の正しい発音や声調の基礎を理解したあとは、実際に「声に出して」練習を重ねましょう。
はじめのうちは間違えることも多いですが、恥ずかしがらずに大きな声を出して練習するようにしましょう。発音や声調が合っているかどうかは中国語を話す友人や、中国語学校の先生、公民館などで定期的に開講している中国語クラスに参加してみると確認できます。
間違った発音や声調を続けてしまうと、伝わない中国語になってしまったり、変な癖がついてしまったりすることもあるため最初が肝心であることを常に意識するようにしましょう。
簡単な会話から練習し始める
発音や声調の基礎を理解したあとは「簡単な会話から練習する」ようにしましょう。
最初のうちから長文で練習するのではなく、よく使う挨拶や短い単語に集中して練習します。もちろん闇雲に練習を続けては意味がないので、毎回正しい発音や声調になるように意識しながら練習するようにしましょう。
実践を重ねて改善点を明確にする
ネイティブスピーカーと話したり、中華圏に旅行に行って現地の人と会話をしたりすることで学習効果や今の実力を図り、不安な点や相手に通じないような発音は何度も繰り返し練習します。実践を通して「問題点や改善点を見つけ出す」ことで、今の課題を明確にすることができます。
独学で中国語会話を勉強することのデメリットに、正しい発音や声調が身につかない場合が多いということにあります。そのため、中国語を独学で勉強するときには、「定期的に第三者による発音や声調のチェックを受ける」ことで、正しい中国語会話ができるように工夫する必要があります。
まとめ
今回は中国語をはじめて勉強するという方向けに、おすすめの勉強の流れをご紹介しました。どういった段階から勉強をスタート」させるかは、中国語を勉強する目的に応じて自由に決めることができます。
なかには、仕事やプライベートで読み書きを重視されていることから、発音よりも先に文法や筆記を勉強するという場合もあるでしょう。
中国語を勉強し始めるまえには「何のために中国語を習得するのか」、「数ヵ月後、または数年後にどのレベルまで中国語を上達させたいのか」など、目的や目標を明確にさせたうえで、ご自身に合った勉強方法を見つけ出すことがとても重要です。